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ヨガインストラクターの引継ぎヨガクラスにありがちなリスクとその対処法

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ヨガインストラクターを仕事とする場合の基礎知識として、引き継ぎヨガクラスに考えられるリスクを事前にお伝えすることで、もしトラブルが起きたら、それを最小限に抑える方法をお伝えします。

引継ぎヨガクラスを持つ前に必ず知っておくこと

まずは、引継ぎヨガクラスを引き受ける前に、大前提条件があることを心置きしておきましょう。これを知ってると知ってないでは、トラブルリスクダメージを最小限に抑えることができます。

引継ぎヨガクラスは、前任のヨガインストラクターと比較されることが大前提である

ヨガインストラクターの知人やお友達が自主開催していたヨガクラスや担当クラスを持っているヨガスタジオ、スポーツジムなど、何らかの理由で、その方がクラスを担当できなくなり、引き継いでくれるヨガインストラクターを探している、といったケースはよくあります。

既に生徒さんも、会場も用意されているヨガクラスは、ヨガインストラクターデビューしたばかりですと、手っ取り早くヨガを教えることができ、魅力的な話です。しかし、ここには大きなリスクが潜んでいることがあります。
それは、

ほぼ100%前任のヨガインストラクターとあなたが比較される

ことです。時には、その比較が以下のような要望、厳しい言い方をするとクレームとなることがあります。

  • 前任のヨガインストラクターと同じプログラムを維持してほしい
  • 前任のヨガクラスの方が楽しかった
  • 別のインストラクターに変えて欲しい

これらのお言葉は、元ヨガインストラクターYoga Biz編集ライターが実際に生徒さんから頂いたことがある要望や、クレームです。
ヨガレッスンを受ける生徒さん的には、自主開催ヨガクラスであろうが、ヨガスタジオであろうが、内事情は関係ありません。そうなった時、生徒さんは、前任者を後任者を比較してしまいます。これは、何を意味するかと言うと、ほぼ同じプログラムを提供してくれるヨガインストラクター、またはそれ以上でないと生徒さんの満足しないということです。

この生徒さんの気持ちを受け止めた上で、クラスを引き継ぐ覚悟は必要です。
貴重なお金と時間を払ってヨガレッスンを受けているのですから、その対価を求めるのは、サービスを受ける側の生徒さんにとっては当然の心理です。

引継ぎヨガクラスを成功させる4つ対処法

では、具体的に引継ぎクラスを持つことになった場合、リスクを最小限に抑えつつ、引継ぎクラスを成功させるためにはどうしたらよいでしょうか。その対処法をご説明します。

1. 前任ヨガインストラクターと同じヨガプログラムをしないと心に決めておく

ヨガレッスンを引き継ぐ前に、必ず前任者のヨガレッスンに参加し、自分自身で、全く同じプログラムではなくても、ヨガレッスンを受けている生徒さんの要望を満たすことが出来るか判断した上で、クラス引継ぎを承諾しましょう。

<判断ポイント>
前任者のヨガインストラクターと同じクオリティのプログラムを提供出来るかという判断するのではなく、そのヨガクラスに参加している生徒さんが、レッスン内容に何を求めているかの判断する

あなた自身の個性を潰さず、プレッシャーにも押し潰されないためには、ヨガインストラクター目線ではなく、生徒さん目線で物事を考えることです。
引き継ぎクラスというと、前任の方と同じプログラム内容を維持しなければならない、と思いがちです。
でも実際には、自主開催によるヨガクラスの引き継ぎの場合、前任の方と全く同じクラスをやる必要はありません。もちろん、大枠となる、ヴィンヤサヨガ、リラックスヨガとなる部分は引き継ぐ必要があります。それは、ファーストフート店だと思って入ったらフレンチのコースメニューしかない、というくらいの大きな変更です。
しかし、ファーストフード店のメニューはお店よって異なります。マクドナルドと、バーガーキングでは内容が違いますが、とりあえずファーストフードを食べたいというお客様の要望は満たすことができます。それと同じです。

2. 全ての生徒さんかにご自身のヨガレッスンを気に入ってもらおうと気負わない

前任者からの生徒さんが、全員あなたのヨガレッスンを気に入ってもらおうと気負わないようにしましょう。
人には相性というものがありますので、あなたのヨガレッスンが合う、合わないというのは当然発生しうることです。ここでは、既存の生徒さんがもし続けてくれたら、という感謝の気持ちを持ちましょう。しかし、インストラクターが変わることで生徒さんがレッスンから離れるのは当然くらいに思っておいたほうが良いです。
たとえ生徒さんありきの引継ぎクラスであっても、1から集客する可能性が十分にあるという覚悟を持つことが大切です。

3、レッスン最初に、自分のヨガプログラムに対する想いを伝えておく

初回の引継ぎクラスレッスンの時は、プログラムを始める前に次のことを必ず生徒さんに伝えておきましょう。

  1. あなたが担当するプログラムの内容、進め方
  2. ヨガに対する想い
  3. 自分のヨガレッスンを通して生徒さんに得られるメリットや効果

これららをレッスン前にしっかり伝えておくことで、前任者と後任者であるあなた自身が全く別のヨガインストラクターであることを知ってもらい、生徒さんも心の準備が整います。
今から受けるレッスンは、今までとは別のヨガレッスンなんだ、と事前に認識してもらうことで、あなたの世界観のクラスが作りやすくなります。
共感してくれる生徒さんが1人でもいたら感謝という気持ちも忘れずに持ちましょう。

料金改定は、引き継ぎレッスンをスタートする前に前任者と話し合っておく

お金に関する交渉というのは、なかなか難しいことではありますが、この記事をここまで読んでくれたのであれば、絶対に次のことを前任ヨガインストラクターの方に伝えてください。

この時間とプログラム内容であれば1レッスン●●円で設定したいのですが、それを了承頂けたら引き継ぎます

引き継ぎヨガクラスの場合、ヨガレッスン料金も同額にしてほしいと、前任者から言われることがあります。

でも、その金額があなたが想定しているレッスン料金よりも低かったらどうしますか?

生徒さんとしては、時間も内容も同じだから、ヨガレッスン料金も同じと考えるでしょう。
この時、もしあなたがヨガインストラクターになったばかり、または担当しているヨガレッスンが少ない場合、自分のヨガレッスン欲しさに、レッスン料金は二の次で、引き継ぎクラスを引き受けてしますことがあります。

しかし、自分が納得していないレッスン料金設定のヨガクラスは、いつの日かあなたにとって多大なるストレスを与えます。

ストレスを感じながら担当するヨガレッスンは、何かをきっかけに生徒さんからのクレームに繋がることがあります。

編集部ではこの料金設定について言い出せず、後々苦しい思いをしてきたヨガインストラクターの方を、過去たくさん見てきました。1人でも多くのヨガインストラクターの方が、ご自身の価値を下げないよう、価格に関してはぶれない設定を伝えてみてください。

まとめ

もし、前任ヨガインストラクターの方から、「全く同じヨガレッスン内容でお願いします」と言われたら、後々自分の首を苦しめる可能性が高まるので、その引き継ぎは受けないことをおすすめします。なぜならあなたの良さを押さえつけてしまうクラスになってしまう可能性があるからです。
そして、あなた自身も、

「引き継ぎクラスだから既に生徒さんがいる」
「集客の手間が省ける」

などの甘えを持ってはなりません。何らかのご縁で、ヨガクラスを引き継ぐことになったら、そこにすでに存在している生徒さんの想いを汲み取って、あなたなりにヨガを通じてその想い、期待に応える努力をすることを忘れないようにしましょう。

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